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【癖になる】鬱漫画好きにおすすめしたい漫画家まとめ【※ネタバレ少々あり】

今回は、鬱漫画をかく漫画家と、その他、私のおすすめの鬱漫画についてご紹介します!
個人的に鬱漫画とは、暗い、ヒステリックな描写がある、独特の雰囲気がある作品だと考えています。
今回は、「鬱漫画をたくさん世に生み出しているなぁ〜」と思う漫画家さん4人を紹介させていただきます。
最後に、作者ではなく「鬱漫画だな、胸糞系だな!」と思った作品も紹介しています。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてくださいね!

岡部閏先生

大好き!偉大な漫画家さんの一人として崇めています
岡部閏(うる)先生!!
世界鬼から入り、衝撃を受け、グッドナイトワールドで号泣し、夜人の連載再開を待ち望んでいます・・・!!!
共通点は主人公の境遇がひどいこと。それもヘビー級にひどいですw
こんなにも「話の面白さに画力が追いついてない・・・」(めっちゃいい意味で)思ったのは初めてでした。
(「重版出来!」という漫画のキャラクター、中田さんって感じです。。。)

話だけでこんっなにも惹きつける設定を持ってくるってすごい!!
最新作「夜人」では画力もびっくりするぐらい上がっていて「最強漫画家の一人となってしもうた・・・」と思いました。
独特の設定と、本当に突然やってくるギャグ、毎話毎話続きが気になる展開の持って生きかた・・・
個人的に平成を彩った漫画家としてかなり上位です。
出会えて良かったです。どうかこれからもこれからも書き続けて欲しいです!!!!!!

世界鬼


話題の問題作!世界鬼!
1巻の引き、掴み、主人公の境遇が半端なさすぎて衝撃を受けます。
が、それも序章のうちでその後の登場人物もむちゃくちゃです!!
人が突然死ぬ、頭おかしくなる、なんか依存してるやついるやん?!コマの隅でえらいことしてんぞ・・・!?
とデビュー作にも関わらず個性が爆発しています。

主人公は儚くも強い感じがなんとも悲しい・・・
岡部さんを知るには外したくない作品です。

グッドナイトワールド

こちら、マンガワンにて全話購読可能!
私は課金して2週読んでしまいました。
「こんな名作あっていいのか・・・・!?!」というほど後半は度肝抜かれました。
伏線の回収の仕方が半端ない!そしてグッドナイトワールドの世界マジでやばい。
こんな苦痛見せ続けられたら・・・想像したくありません。
オンラインゲーム、AIと、平成を代表するテーマが題材となっていますが、
後半に行くにつれて名作でしかない!と必ず思えるはずです。
私は最後号泣しまくってえらいことになりましたw
ピコの最後は。。。涙なしには語れません!
AIの世界はいつかこうなるのでしょうか・・・こんな悲しいことは起きて欲しくないと願っています。
2018年に出会った漫画堂々の1位です!!!

夜人


岡部先生の最新作!!
マンガワンで連載が始まった時、
「これ・・・もしかして!!?岡部さんだ〜」
と喜びを隠しきれなかったことを覚えています!w
主人公の設定は今までと比べるとライト急ですが、思わずゾッとしてしまう展開を盛り込んでくれているので気が抜けないです。
1話に出てくる「うの子」が後半に向かって可愛く見えてくるのはなんでだろう・・・笑
主人公の衣子ちゃんが話数を重ねるごとに表情豊かにどんどん可愛くなっていく部分も見逃せませんw
衣子ちゃんが言う「私にとって病院って白じゃなくて真っ赤なの。」っていうセリフがすごく印象的。
今からでもまだまだ間に合う!
ぜひ、マンガワンで最新話を読んでみてください・・・♪

ふみふみこ先生


次は、キュートなイラスト、パステルな配色とは裏腹に思いっきり突き落とすかのような地獄を描いてくれる漫画家ふみふみこ先生!
本当に絵が可愛すぎで、話のヘビーさとのギャップに独特の違和感を覚えますw
特に最近最新刊が発売したふみふみこ先生の半自伝「愛と呪い」は鬱漫画としてはふみふみこ先生の作品ぶっちぎりの一位!
他の作品も一貫性のあるジャンル、テーマではなく並行して楽しめるので、全て手を出してみて欲しいですね。

qtμt キューティーミューティー


現在LINEマンガオリジナルで連載中のふみふみこ先生の作品!
「さわやか」先生原作で、物語自体はふみふみこ先生の作品ではありませんが、それでもキャラクターに潜む闇が濃いです!
物語の設定が少し難しいので割愛しますが、女の子キャラクターに潜む闇と、ふみふみこ先生のイラストのギャップを楽しめる作品かなぁと思います。

愛と呪い


最近話題の問題作!?ふみふみこ先生の半自伝です。
カルト宗教の家族に生まれたふみふみこ先生が父親に性的虐待を受けて育っていくと言うなんともハードな半実話。
物語は暗い状態のまま、のっそりのっそりと進んでいくので、
「ふみふみこ先生の可愛い絵柄じゃなかったらもっと重くるしい空気になっていたのでは・・・」
と心配になってしまいます。
とにかくどこまでも落ちるところまで落ちていく・・・さらに半実話なので、後味の悪さはお墨付きではないでしょうか。

ぼくらのへんたい


男の娘同士での恋愛ストーリーです。
自分の性に疑問を持ち続けている思春期の男の娘たちが描く感情の描写は切なくもとても綺麗です。
そしてまた裏設定がキッツいのも揃っています!
最終話を読み終わる頃に「ぼくらのへんたい」と言うタイトルの奥深さに気づくでしょう!
巻数も少ないのでぜひ最後まで読んでいただきたいです!

浅野いにお先生


浅野いにお先生は、サブカル系マンガの代表でありフロンティア!と思っています。
おそらく一番有名なのは映画化した「ソラニン」ですかね・・・
私が浅野いにお先生の作品で初めて読んだのは「おやすみプンプン」でした。
最初は大胆な設定にかなり衝撃を受け、また、イラストの書き込みの多さ、そして綺麗さに感動しました。
設定は意味深?なものが多く、暗めなシーン、描写も多数。
でもなぜかシュールな雰囲気も拭えない・・・そんな作品が多いと思っています!

おやすみプンプン


私が学生の頃衝撃を受けた問題作。
家庭環境のえげつなさや、物語も鬱展開が多く、読んだ後の後味の悪さがすごいです。
ですが、「プンプン」と言う存在のおかげで物語の重さがだいぶ軽減されているように思えます・・・(特に前半は・・・)
主人公であるプンプンが小学生〜社会人になるまでのストーリーが描かれています。
家庭環境に問題がある子は、プンプンのような気持ちに少しでも共感できるような気がします。(私もそうだった)
「プンプンって一体なんなんだろう?」は、読者のみんなにとって永遠の疑問なのでは・・・w
浅野いにお先生を知るには外せない代表作だと思っています。

ソラニン


こちらは宮崎あおいさん主演で映画化もされていました。
私は原作ファンだったので映画化した時はびっくりでした!
ストーリーが大きく展開していくのは1巻の終わり・・・種田がバイク事故で急死する場面からです。
学生当時読んだときは、種田の死の理由を想像できなかったのですが、今思えば夢を追う若い子なら一度は考えてしまうような「やるせなさ」からなのかなぁと思っています。
あまりにも突然の展開で、その後、残された芽衣子さん(種田の彼女)を見ていると切なくて切なくてなんとも言えない気持ちになりました。
浅野いにお先生の作品の中でも大変読みやすく、青春漫画として楽しめる作品なので、「浅野いにお先生の作品を読んだことない!」と言う方にオススメです。

勇者たち


浅野いにお先生の最新作!
かつ短編漫画です。
絵はポップで可愛らしいのですが、話がちょっと残酷です。(ちょっとシュールな感じでもある)
読み進めると「これはSNSを風刺した漫画なのでは・・・?」と思いました。
解釈がそれぞれあると思いますし、実際に物語の最後まで、作品についての大きな意味の言及もなく、「???」で終わる方も多いかと・・・
でもその分、なんども読み返して楽しめますし、絵も本当に可愛いので、
「なんかちょっと意味わからんけど癖になるわ・・・」
と思える不思議な作品です。

その他、浅野いにお先生のオススメ漫画一覧


虹ヶ原ホログラフ

世界の終わりと夜明け前

阿部共実先生


最後に紹介するのは特徴的な絵柄、独特な視点で物語を描く阿部共実先生の作品です。
テーマはいじめ、貧乏、発達障害など様々ですが、それをダイレクトに表現されることはなく、淡々と描かれているのがすごく良いです。
イラストが可愛いので、一見そこまでダークな作品に見えないのですが、読んだ後は深く考えさせられる、または後味の悪い作品が多いです。
短編集がほとんどなので、初めての方も手を出しやすいのも魅力です!

ちいちゃんはちょっと足りない


宝島社『このマンガがすごい!』2015年版オンナ編の第1位作品をとった作品。
「ちょっと足りない」・・・その言葉が読めば読むほど理解できて悲しくなります。
学生時代ってちょっとしたことで優劣をつけてしまったりコンプレックスを抱きがちですよね・・・
この作品の中ではそういった描写がたくさん盛り込まれていて、私は共感の嵐でしたw
誰の心にでもある嫉妬心とか、ずる賢さ、汚さをまざまざと見て自分の愚かさと改めて向き合えるような漫画だと思います。
1巻完結なので一瞬で読めますし、何度も読み返したくなる作品なのでオススメですよ♪

空が灰色だから


こちらは基本的に1話完結の作品です。
学生が主な主役で、普通に面白い話と、めっちゃ後味悪い話、めっちゃ怖い話もランダムに収録されています。
個人的には「こわいものみたさ」と「ただ、ひとりでも仲間がほしい」と「黒」という話がおすすめです。
語るまでもなく面白いので・・・とりあえずは読んでみてください・・・w
すごい衝撃をうけると主に阿部共実先生の作品の良さを知れると思います。

その他、阿部共実先生のオススメ漫画一覧


大好きな虫がタダシくんの

死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々

月曜日の友達

個人的に鬱かな?と思う胸糞系漫画●選 ※随時更新


ここからは「個人的に鬱漫画かな・・・」と思った作品を紹介します!
随時更新していきますので、こちらの作品も注目して読んでみてくださいね♪

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話


こちらはSNSで話題になってコミック化された作品です。
よくある宗教にはまっている家に生まれた子が執筆したノンフィクションの話です。
私は宗教や思想というものが好きで、偏見がすごくある訳ではありません。
ですが、実際に宗教の家庭に生まれた子供がどんな気持ちで毎日を過ごしていたのか、という点のみで見るとすごく興味深いです。
また、宗教だけではなく生まれた時から家にある習わしや決まりが子供にとってどれだけの影響を与えているかがよくわかる作品だと思います。

子供を殺してくださいという親たち


こちらはうつ病や、自律神経失調症、アルコール中毒など、実際にある身近な病気をテーマにした漫画です。
その中でも飛び抜けて危険な患者を扱うお話なので、鬱展開がたくさん盛り込まれています。
こういった境遇が悲惨系の漫画ってイラストが少し過激なものが多かったりしますが、こちらの作品は絵がいい意味で普通なのでスッキリ読めるところが大きな魅力かな?と思います。
実際に身近にありそうなうつ病患者の心情・行動を細かく描いているので、社会勉強としても良いと思います。

酔うと化け物になる父がつらい


アル中の父の元に生まれた女の子の実話です。
毒親がテーマの作品は多くありますが、こちらもそんなジャンルの一つです。
主人公の感情が細かく表現されていて、やっぱり「家族」という小さな世界の中で育つ固定概念や価値観って拭えないものだなぁと感じさせられます。
イラストは可愛いので、一見そこまで重苦しく見えませんが、エピソードはかなり暗いと思います。

ただ、暗いだけではなく、最後の主人公の心を整理する場面で大変綺麗にまとめられていると思います。
同じような境遇に育った方にぜひ読んでいただきたいな、と思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか・・・!?
皆さんが気になる漫画家さん、作品に出会えましたでしょうか?
最近では、SNSで自伝を発信してらっしゃる漫画家さんもたくさんいるので、実話の鬱系漫画は今後どんどん増えていくのではないでしょうか・・・と考えています!
個人的に鬱漫画はすごく好きですので、随時リサーチして更新していければと思っています
また、実際に読んでいてまだレポしていない作品もたくさんありますので、たまに増えているか覗きに来ていただけますと幸いです♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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